Java Servletでウェブサーバー
HttpServletクラスを拡張した実装を行う方向で話を進めているのであくまでも下のようなコードをベースに考えてもらいたく思います。
public class JspLlesson1 extends HttpServlet {
public void doGet(HttpServletRequest req, HttpServletResponse res) throws IOException {
res.setContentType("txtext/html; charset=UTF-8");
PrintWriter write = res.getWriter();
write.println("<html><body>Hello World</body></html>");
}
}
このコードは、Tomcatを使用したときのコードです。Eclipseで実行したのですが、作成した上のクラスファイルを右クリックして「で起動」をクリックすると実行する事ができます。
これで、「サーバー上で利用できるリソースがありませんでした。」のようなメッセージが表示されたら下の手順で、実行することができるようになります。
Tomcatの準備
Tomcatランタイムの追加
Eclipseの上部にあるメニューからウィンドウ -> 設定を選択、下のイメージのように 検索部分に「サーバー」と入力 -> 赤枠を選択します。
そして、Java8を使用しているので、Tomcatの8.5を選択します。
ここで、Tomcatがインストール(ダウンロード)されていない場合は、Apacheのサイトからダウンロードしてきます。
ダウンロードした、Tomcatを展開して、Eclipseの設定でそのフォルダーを指定します。
最後に完了を押下します。
サーバープロジェクトの追加
1.パッケージエクスプローラーを右クリック、そのほかのプロジェクトをクリック
2.下のイメージのように、その他から次へをクリック
3.同様に、完了をクリックする※設定を確認する
4.プロジェクトファセットの設定を行います。
5.プロジェクトを選択して「Altボタンを押しながらEnterを押下」すると下のような画面が見れます。
6.プロジェクトファセットを選択、下のイメージのようにJava1.8を設定、動的ウェブモジュールを設定します。
7.設定を適用します。
8.web.xmlを生成します。
web.xmlの設定を行う
書き方は以下のようになります。
<servlet>
<servlet-name>サーブレット名</servlet-name>
<servlet-class>完全クラスパス</servlet-class>
</servlet>
<servlet-mapping>
<servlet-name>サーブレット名</servlet-name>
<url-pattern>対応するURL</url-pattern>
</servlet-mapping>
全体を記載すると下のようになります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<web-app xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns="http://xmlns.jcp.org/xml/ns/javaee" xsi:schemaLocation="http://xmlns.jcp.org/xml/ns/javaee http://xmlns.jcp.org/xml/ns/javaee/web-app_3_1.xsd" version="3.1">
<display-name>StudyJavaBasic</display-name>
<welcome-file-list>
<welcome-file>index.html</welcome-file>
<welcome-file>index.htm</welcome-file>
<welcome-file>index.jsp</welcome-file>
<welcome-file>default.html</welcome-file>
<welcome-file>default.htm</welcome-file>
<welcome-file>default.jsp</welcome-file>
</welcome-file-list>
<servlet>
<servlet-name>JspLlesson1</servlet-name>
<servlet-class>ysg.teacher.tkm.sukiri2.JspLlesson1</servlet-class>
</servlet>
<servlet-mapping>
<servlet-name>JspLlesson1</servlet-name>
<url-pattern>/</url-pattern>
</servlet-mapping>
</web-app>
classesフォルダを作成する
最終的に下のように、フォルダ構成を作ります。
JavaServletを実行する
この状態で、下のように、プログラムを実行します。
以下のURLにアクセス
localhost:8080/プロジェクト名/
今回作成したプロジェクト名が「StudyJavaBasic」なので下のようなURLにアクセスすると作成したサーブレットが起動できます。
関連ページ
- Tomcatのインストール
ウェブサーバー、APサーバーとして使用できるサーバーです。よく開発用のサーバーとして使用されます。 - ラズパイへのウェブサーバーインストール