イントロダクション
前回、Microbit〜WebServerまでのデータを送信する実装を行なったので。。。ものはついてで、PHPに触れてみようかと思います。
ホームページ、WordPressの運用などやっている人や「プログラム?」なんて思っている人もやってみてください。簡単にできるところがこういうプログラミング言語の魅力です。
高レベルAPI
先ほど「簡単にできる」という記述をしましたが、これは、「コードの量が少なくて済む」という意味です。筆者が推しているJava言語と違いウェブサーバー上で簡単に動かせる。プログラムの内容を理解しなくて済む。など「人間が扱いやすいAPI」のことを高レベルAPIと呼びます。
先人たちが作り上げた様々な仕組みを次の世代につなぐために、いろいろなAPI、アプリケーションインターフェースが存在しています。
Javaプログラミングに関していえば、自分で作ったクラスやメソッドなどをJavaDocという形で使い方などを書き残したりします。実際の書き方は以下のようになります。
/**
* コマンドラインRPGのメインクラス</br>
* <ul>
* 機能リスト
* <li>1.必要なリソースを読み込む #init</li>
* <li>2.ゲーム起動(コマンド入力) #gameLoop</li>
* <li>3.リソースの解放</li>
* <li>ゲーム終了(このメインメソッドの終了)</li>
* </ul>
* @author takunoji
*/
public class RpgMain { ... }
HTMLを組み合わせて作成することができます。JavaDocコマンドで作成したものを出力することができます。
楽天APIとは?
世間で「〜API」なんて言葉がたまに聞こえてきますが、早い話が「これを使うと簡単にいろんなことができるよ?」というものです。中には難しいものもありますが。。。
似た様なものでは以下の様なものがあります。
などなど沢山あります。6番目のAPIはヘルスチェック(体組計関連)用のAPIでオムロン、タニタなど大手機器との連携が取れるという品物です。
楽天APIを切る
「切る」と言いましたが、指先や皮一枚を切る程度にします。妖怪でいうところの「カマイタチ」の様な感じでソフトに行こうと思います。
そして、自分は「WordPress」を使用しているのでプラグインを使用しようと思います。ワードプレスにログインしたら左の方に「プラグイン」という文字があると思うのでそれをクリックします。
赤い丸がついている部分がそれです。
そしてプラグイン「新規」でインストールします。
物によってはプラグインをインストールするときに「パスワード」を聞かれると思います。それはレンタルサーバーの「サーバー設定情報」をみて使用するFTPSのサーバー名を記入します。
※ミニムサーバーの場合は上の様な項目名が表示されます。サイトマネージャ→サーバー設定情報でみることができます。
楽天プラグインをインストールしたら?
下の様な楽天マークがブログ投稿ページと左のメニューに表示されます。
そして選択すると下の様な画面が表示されて、選択すると下の様なリンク?が挿入されます。
ここまでは、GUIの使い方
PHP実装の準備
ちょっと試したことがないのですが、記事の中にPHPコードが書けると思いますので、ちょっとやってみます。。。がダメでした。ワードプレスのエディタ(自分が使用しているもの)ではPHPのコードは書けませんでした。「<!--?php echo "Testing PGP" ?-->」の様にコメントアウトされてしまいました。
でわどうするか?
PHPファイルを作成します。今回は「rakutenAPI.php」という名前にします。
レンタルサーバーに上の様なファイルを作成します。
- ワードプレスの左側にある「外観」にマウスを当てます
- そのあと吹き出しの様なものが出るので「テーマの編集」をクリックします
- クリックすると下の様なページがあるので「メインインデックスのテンプレート」を選択します
そうするとindex.phpファイルの中身が表示されるのでそれをコピってペってやります。→「index.php」を自分のPC上に作成
一応確認
先ほど選択した「メインインデックスのテンプレート」から「テーマヘッダー」を開きその中から下の様な文を探します
<?php get_template_part( 'template-parts/header/header', 'image' ); ?>
これはパスを指定していて「XXXのファイルを読み込みますよ」という意味です。そして、このファイルの一番初めの部分「template-parts」はルートになるパス(ディレクトリ or フォルダ)の位置を示す重要な手がかりになります。
自分のレンタルサーバー(ミニムサーバー)ではルートになるのが「/web」になっています。なのでそこからワードプレスをインストールした場所を開きます。
インストールした場所には「wp-admin」というフォルダ(ディレクトリ)があるのですぐにわかります。そして今回探しているフォルダは「template-parts」なのでそれを探します。
結論から言うと「テンプレート」を使用するときはルートがテンプレートフォルダになるので「/web/wp/wp-content/themes/twentyseventeen」の様になります。
なので、楽天SDKを使用するにはテンプレートから切り離して使用する方がわかりやすいと思いますので以下の様なフォルダにダウンロードしたSDKをアップロードします。
そして、先ほど作成した「index.php」も同様にアップロードします。
これでSDKを使用する準備が整いました。