プログラミングの入り口「ハローワールド」を突破したら、今度は「四則計算」を行います。
パソコンはなんだかんだ言っても「計算機」なので計算が基本になります。
PCは計算機
単純に画面上に絵を描く、何かの入力用のテキストボックスを配置するなどは全て「座標計算」が土台(基本)になっています。
最近では「当たり前」になっているものですが、先人の努力があり現代のような「簡単にできるプログラム」が存在ます。
興味のある人は「低レベルAPI」について調べて見ると良いかもしれません。
低レベルAPIはなんでもできる
具体的にはC言語とかアセンブリなどの言語を指すことが多いですが、Javaも低レベルAPIがあり、C言語と同じレベルでコードが書けたりします。そして、アプリケーションの土台部分を作っているのが「低レベルAPI」なので大体のことは可能です。
その代わり、実装しなくてはいけないプログラムの量は多くなります。
四則計算を行う
Javaでの四則計算は電卓などと同じように「+」や「-」を使用します。ちょっと違う部分は掛け算と割り算に使用する「*」や「/」です。それぞれ以下のように書きます。
//足し算 int plus = 1 + 1; int minus = 1 -1; int malutiplication = 1 * 1; /* 割り算は小数点がありうるので小数点用のデータ型を * 使用します。 * ちなみに「int」で宣言すると整数部分しか結果が得られません。 */ double division = 1 / 1;
計算プログラム
初めてプログラムに触る人向けに行っているので計算をするための土台部分をサンプルコードとして下に示します。
// プログラムを起動すると入力を待ちます。 Scanner input = new Scanner(System.in); String inStr = input.nextLine(); // 入力した値を表示します。 System.out.println(inStr);
<プログラムの起動イメージ>
そして、上に示したように入力した値を「文字列」から「数値」に変換して計算を行います。
その計算結果をコンソールに表示するようなプログラムを作成してください。
ヒント
上に示した、プログラムを拡張して行うとやりやすいと思います。ちなみにサンプルコードはGithubにアップロードしてあります。
行うべき処理
- 標準入力を受け取る
String inStr = input.nextLine();
- 受け取った値を数値に変換する(やり方を自分で見つけましょう、ネット上にいくらでもサンプルがあります)