JavaFX in RPi 〜RPiでビルドをかける〜

JavaFXで作成したアプリケーションをRPi(ラズパイ)にインストールしたいと思います。

今までやってきたのは下にリンクをつけて置きます。

  1. メディアプレーヤ作成開始
  2. ラズパイでJavaFXを使うには
  3. [JavaFXとプロパティファイルを読み込み](Java FX in RPi 〜プロパティファイルの読み込み JavaFX実装〜)
  4. JavaFXで画面サイズ取得
  5. Youtubeにアクセス
  6. JavaFXでHTMLをロードする
  7. IFrame YoutubePlayerを使う

RPiでビルド準備

単純にビルドをかけるためにはMavenを使います。

Mavenとは

世間では「ビルドツール」としてよく目にしますが、「ビルドツールって何?」とか「用途は?」と疑問に思うことがあります。
早い話が、「ビルド!」ってやると、以下のようなことができます。

  1. 実行ファイルを作る
  2. 自動でテスト
  3. デプロイ
  4. 他の人のプロジェクトをダウンロード(git pull)

大雑把に上記のようなことができます。

Mavenのセットアップ in RPi

早速、RPiにアクセスしようと思います。SSH接続の詳細に関してはこちらに記載しています
補足としてメモもあります

とりあえずはSSHで接続します。

上のようにMavenがインストールされているか?
mvn -version
Javaがインストールされているか?を確認します。
java --version

しかし、上記の通りに何もインストールしていないのでここからインストールします。

Javaのインストール

Oracleからダウンロードしてインストールするのが一番良いと思います。(コマンドでインストールするとどこに何が?となる。。。)
調べてみたところ、ラズパイのサイトから見つけた方法が良いかと思いました。
これを実行します。

ラズパイにJDK

ラズパイのへのJDKのインストールに関しては、オラクルのサイトから手順を見ながら行いました。

bellsoft-jdk13-linux-arm32-vfp-hflt.debをインストールして、ラズパイでのJavaFXを起動できるようにします。

詳細に関しては、以下の通りです。

  1. 通常のJDK、Windowsなどの通常のPCで使用しているJDKではなく、ARM32用のJDKをインストール
  2. 「update-alternatives」コマンドで、使用するJDKを変更する
  3. Mavenをインストールする

この部分に関しては、下の記事に詳細を記載しています。
RPi JavaFX execution ~ラズパイでJavaFX起動~

しかし、自分がこの設定を行い実行したときは、リモートデスクトップ接続した状態だったので動きませんでした。
エラー詳細に関してはこちらに記載しています、とりあえずはリモートデスクトップ接続では動かなかったというところです。

あとは、ラズパイでの実行確認を行うだけなのですが、時間がなく。。。

中途半端な状態です。

でわでわ。。。

関連記事

ラズパイ設定 ~リモートデスクトップ,ウェブサーバー構築,JavaFX~

イントロダクション

シングルボードコンピューター、ラズベリーパイをご存じの方は多いと思いますが、知らない人のために簡単に「こんなものもです」という動画を引っ張ってきました。以下のものは、サンプルです。
用途その1:ロボットを動かす

用途その2:ゲーム機にする

用途その3:メディアプレーヤーにする

用途その4:ウェブサーバーにする

今回のやりたいこと

表題の通りに、以下の設定を行いました。

  1. ラズパイにリモートデスクトップでアクセスできるように設定
  2. ラズパイを起動したときにウェブサーバーが起動する ※インストール時に、自動起動する設定を行ってくれるようなので、実際にやったことは、インストールとPHPの設定のみ。

ちなみに、コマンドでOSを終了するときは以下のコマンドです。

sudo shutdown now

Index

  1. ラズパイにリモートデスクトップ接続
  2. ラズパイのセッティング
  3. ウェブサーバーのインストール
  4. PHPのインストール
  5. ウェブサーバー(Apache2)の設定
  6. ウェブサーバー(NGINX)の設定
  7. Javaのインストール
  8. Wifiの設定
  9. iPhoneをルーターの代わりにする
  10. MavenのインストールとJavaFXのインストール

ちなみに以下のアプリ(コマンド)はインストール済みでした。

ハマったところ

ブラウザにキャッシュが残っていて、修正自体は問題ないが、修正が反映されていない事件があったので
「おかしい!」と思ったらブラウザの履歴を削除してみるのもよいと思います。

テキストエディタNano

nanoコマンドでのテキストエディタをお勧めします。
その理由は、操作方法法が下に表示されているから。。。
nano

終了するのはウィンドウズのキーボードならcntroll + Xで終了になります。
つまり「^」はcontrollボタンに相当するわけです。

行番号の表示

修正対象ファイル:/etc/nanorc

set linenumbersのコメントアウトを解除する

Access RPi

ラズパイにリモートデスクトップ接続する方法
こちらのサイトを参考に実行してみました。

RPi Setting

ラズパイのセッティングを行います。

  1. ラズパイを起動して、コマンド画面(Terminal)を開きます。

  2. 以下のコマンドを入力、Enterを押下

    sudo apt-get install tightvncserver -y

    コマンドの実行中にy/nの入力を求められるので「y」を入力します

  3. 同様に以下のコマンドを入力

    sudo apt-get install xrdp
  4. 上のコマンド実行が終わったら、ラズパイの使用しているネットワークとIPアドレスを調べます。※192.168.0.10とあります。
    具体的には、下のような形で確認、メモします。
    ifconfig

    • Terminalで「ifconfig」とコマンドを入力すると上のように表示されるので、以下のパターン別に見分けます。
      1. LANケーブルの場合: eth0:の部分にある「inet」をみる。ちなみに上のキャプチャはWifi接続なので「inet」の部分がありません。
      2. Wifi接続の場合: wlan0:の部分にある「inet」をみる。キャプチャには接続しているので「inet」があります。そして「192.168.0.12」と表示されています。これをメモリます。
  5. 改めてWindowsを立ち上げ、ラズパイは、ディスプレイを接続しない形で、再度立ち上げなおし(起動しなおし)「アクセサリ -> リモートデスクトップ接続」のようにアプリを起動します。

  6. 下のような画面が出るので先ほどメモしたIPアドレスを入力します。

    RPiSetting

そして接続してみると下のような画面が見れます。
remoteDesk

これで、今後ラズパイ用ののディスプレイ、キーボードなどを用意しなくても、Windowsからリモートでラズパイを操作することができます。一応ですが、
ラズパイの電源は入れ、ネットワークの接続を行う必要があります。

Install Web Server

ウェブサーバーのインストールを行います。参考サイトはこちら

しかし、Raspberry Pi Imagerでインストールしたもの(OS)には、Apacheが初めからインストールされているようで、さらにラズパイ起動時にウェーブサーバーも起動してくれるようになっていたんで今更インストールしなくてもよいかもしれません。。。

  1. 以下のコマンドを叩きます(入力してEnter押下)
    sudo apt-get install nginx

    インストールが終了したら。。。

  2. 下のコマンドでサーバーを起動します。※自分の場合はインストールしたら起動していました。。。
    sudo /etc/init.d/nginx start

    ブラウザで「localhost」と入力すれば確認できます。
    WebServer

逆に停止するときは下のコマンドです。

sudo /etc/init.d/nginx stop

インストールした時点で、自動起動する設定も反映されるようなので、もともと入っているApacheを使用しなくてもよいようです。

Install PHP

みんながよく使用するので(ウェブ系の人々)一応インストールします。あわよくばWordPressもインストールしようか?と思っています。
シンプルに以下のコマンドでインストールできるようです。

sudo apt-get install php
php -v # phpのバージョンを確認後「X」にバージョン番号を対応させる
sudo apt install phpX.X-mbstring

インストールの確認は以下のコマンド

php -v

Setting Apache

ウェブサーバーを起動した後に、自分の作成した画面を表示できるように設定を行います。
そして、以下のパッケージ?が必要なようですのでインストールします。※参考サイトより

sudo apt install apache2-dev # PHP動かすのに必要(と思う)

まずは、サーバーの起動確認

ラズパイの80番ポートを使用しているアプリの確認を行うコマンド。※80の部分を8080に変更すれば、8080晩ポートの確認ができる

nc -v -w ラズパイのIPアドレス -z 80

そして、ブラウザでIPアドレスにアクセスしてみると下のように表示されました。
ApacheView

Apache起動と停止コマンド

# 起動
$ sudo service apache2 start
# 停止
$ sudo service apache2 stop
# 再起動
$ sudo service apache2 restart // エラーが出る場合がある

# エラーが出る場合は、stopとstartを別々に動かす方法もある

# 強制的に設定を再読み込みする
sudo /etc/init.d/apache2 force-reload

エラーになったときの対処

エラーメッセージの中に下のような文言があるはず。。。

See systemctl status apache2.service

このコマンドを叩いてみると詳細な情報が表示されました。
自分の場合は下のように叩きました。

sudo systemctl status apache2.service

どうやらIPアドレスがバインド (関連付け)されていないようでした。。。
そして、初めにインストールしたNGINXがポートを使用していたためバインドできないエラーが出ていました。下のコマンドで確認しました。つまるところApacheではなくNGINXが動いていた。。。ということでした(笑)

sudo netstat -tlnp

設定の変更

ファイルを修正する前には必ずバックアップを取りましょう

  1. 修正対象ファイル: /etc/apache2/apache2.conf
    バックアップを取るのには以下のコマンド

    # cp コピーするファイル コピー後のファイル
    cp /etc/apache2/apache2.conf /etc/apache2/bakup.apache2.conf

エラーページの設定
下のような文字列を追記する

<VirtualHost *:80>
    # 404エラーのとき、/error/404.htmlを表示する
    ErrorDocument 404 /error/404.html
    ErrorDocument 403 /error/403.html
</VirtualHost>
  1. 修正対象ファイル: /etc/apache2/site-available/000-default.conf

    <VirtualHost *:80>
        # /var/www/htmlディレクトリをドキュメントルートとする設定
        DocumentRoot /var/www/html  
    </VirtualHost>

    デフォルト(初期)設定で上のようになっているのでそのままにしようと思います。。。

  2. PHPの設定を行う
    PHPのインストールを確認後に作業してください
    以下のコマンドを実行します。使用している(インストール済みの)PHPのMODを下のコマンドで「php~.load」があるか確認してください、なければa2enmodコマンドで有効にしてください

    ls -l /etc/apache2/mods-enabled

    有効にするモジュール(MOD)

    sudo a2enmod rewrite
    sudo a2enmod suexec
    sudo a2enmod include
    sudo a2enmod fcgid
  3. 修正が終わったらサーバーを再起動します。

    $ sudo service apache2 stop
    $ sudo service apache2 start

Setting Nginx

Apacheの時と同様に、PHPの設定を行います。
ドキュメントルートはApacheと同様なので、割愛します。

PHPの設定

PHPを使用するのにphpX.X-fpmを使用するようなので今回は下のようにインストールしました。

sudo apt-get install php7.3-fpm

設定ファイルの修正

参考サイト
修正対象ファイル: /etc/nginx/sites-enabled/default

  • 下のようになっている行を

    index index.html index.htm;

次のように修正

index index.php index.html index.htm;

そしてPHP部分の修正、下のようになっている所の{}のなかを

# pass the PHP scripts to FastCGI server listening on 127.0.0.1:9000
#
# location ~ \.php$ {

下のように修正

# pass the PHP scripts to FastCGI server listening on 127.0.0.1:9000
#
location ~ \.php$ {
        include snippets/fastcgi-php.conf;

# With php-fpm (or other unix sockets):
fastcgi_pass unix:/var/run/php/php7.0-fpm.sock;
# With php-cgi (or other tcp sockets):
#fastcgi_pass 127.0.0.1:9000;
}

そして、下のようなエラーが出る場合「nginx.conf」or「nginx/sites-enabled/default」
のファイルに下のような文字列が記述されているのでどちらかをコメントアウトします。
ちなみに自分の場合はdefaultの方を修正しました。

#listen 80 default_server;
#listen [::]:80 default_server ipv6only=on;

phpExe

Install Java

Javaのインストール配下のコマンドでOK、下のようなコマンドでインストールを行います。
参考サイトはこちらです

sudo apt install default-jdk

しかし、インストールされるのはOpenJDK11, 8なのでネットワーク環境の良いところで実行してください。
でないと、自分のように何時間も待つ羽目になります。。。

そして、実行してみたところ上のコマンドの次に

sudo apt install openjdk-8-jdk

を実行し、使用するJDKの選択を行う必要がありました。

sudo update-alternatives --config java

alternatives

そして、JDK8を選択、javaコマンドが起動できました。
JavaCommand

Wifi Setting

Wifiの設定を行います。
参考サイトはラズパイのページです。

wifiの接続先検索コマンド
  1. ifconfigコマンドで、「wlan」という文字列を探します。
  2. おそらく「wlan0」という文字列が見つけられるので、それを確認
  3. 以下のコマンドを叩く

    sudo iwlist wlan0 scan

これで、接続できるSSIDの一覧を取得できます。

wifiの接続先候補リスト
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

上のファイルに接続先候補が記述されています。
なので。。。

wifi接続先候補の確認

以下のコマンドを叩きます。

cat /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

そしてこれを編集したいときは

sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

しかし、これは新しい接続先に画面から接続したらプログラムがこのファイルに書き込んでくれるので「不要なものを削除する」のがメインになりそうです。

Use iPhone for router

iPhoneをルーター代わりにする
ラズパイ上のウェブサーバーを起動しても、ネットワークがつながらないと、話になりません。
そこで、携帯をルーターの代わりにする方法を記載しておきます。

  1. 設定をタップ

  2. インターネット共有をタップ

  3. インターネット共有をONにする

  4. ちょっと待つ

これで、iPhoneをルータの代わりにできます。あとは、ラズパイでiPhoneにwifi接続してやれば、ウェブサーバーにアクセスできます。通信費は携帯のものを使用するので注意が必要です。

Install Maven JavaFX

ちなみに、JavaFXは下のようなGUIアプリケーションを作成することができます。
画面上のPNG画像を動かして、画面の下部分に文字を表示したりしています。

Mavenのインストール
こちらの記事にも記載しましたが、下のコマンド一発でインストールできます。

sudo apt-get install maven

JavaFXのインストール
参考サイトはこちら
そして、apt-get instll でインストールしたのなら

/usr/lib/jvm

以下に、JDKがインストールされているはずです。

  1. JDKのインストール

    sudo apt update
    sudo apt install openjdk-8-jdk

  2. JDKの確認と選択

    sudo update-alternatives --config java

  3. /etc/environmentファイルを修正する

    JAVA_HOME="javaのインストールしているパス"

具体的には下のようにJDKを確認・指定します。

そして、

sudo nano /etc/environment

でファイルに以下の文字列を書き込みます。

JAVA_HOME="usr/lib/jvm/java-8-openjdk-armhf/jre/bin/java

  1. GluonからJavaFX SDKをダウンロード
    このページからダウンロードできます。そしてダウンロードしたら適当な場所に解凍します。自分の場合は、ダウンロードフォルダに解凍しました。
    以下のように配置(インストール)するようです。
解凍したフォルダ(コピー元) JDKのパス(コピー先)
armv6hf-sdk/rt/lib/ext/jfxrt.jar jre/lib/ext/
armv6hf-sdk/rt/lib/arm/* jre/lib/arm/
armv6hf-sdk/rt/lib/javafx.platform.properties jre/lib/
armv6hf-sdk/rt/lib/javafx.properties jre/lib/
armv6hf-sdk/rt/lib/jfxswt.jar   jre/lib/

実行結果

これで、GithubからPULLしたソースをビルドできる

mvn install

しかし、リモートデスクトップ接続の状態ではXサーバーの問題でうまく動かないようです。

<未解決>
ラズパイを単体で起動、確認してみます。

でわでわ。。。

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RPi EJDK install 〜ラズパイにJavaSE Embeddedのインストール〜

今回は、JavaSE Embedded(EJDK)をインストールします。

関連記事

EJDKのダウンロード
RPiコマンドメモ -> ラズパイにSSH接続、ファイル送信

参考サイトはオラクルのJavaSE Embeddedインストールです。英語なので翻訳して読みます。

Step1:通常のJDKインストール

参考サイトでは、通常のJDKがインストールされている必要があると書いてあるのでJava8のインストールを行います。
参考サイトはこちらです、ラズパイフォーラムページです。
前提として、今回のJavaSE EmbeddedはJava8です。
jdk-8u231-linux-arm32-vfp-hflt.tar.gz
jdk-8XXXXと書いてあるものはJava8です。

そして、JavaSE Embeddedは8が最新で最後になるらしい。。。です。

なので、通常のJava8をインストールします。OpenJDKを使用します。
なので、ラズパイにログインしてから以下のコマンドを叩きます。
sudo apt-get install -y galternatives openjdk-8-jdk

そして、インストールできたか確認します。
java -version

確認が取れたら、JavaSE Embedded(EJDK)のインストール準備が完了です。(スペックなどは各自で確認してください)

EJDKインストール

今回はラズパイのドキュメント直下にインストールディレクトリを作成します。
~/Javaというディレクトリを作成します。「~/」というのはログインしているユーザーのドキュメント直下という意味になります。
つまりユーザー「pi」でログインしているのであれば「/home/pi/Java」というディレクトリを作成します。

mkdir ~/Javaというコマンドで作成します。
そして、mvコマンドでインストールするファイルを移動します。

そして、インストールファイルを解答します。

gunzip ファイル名(.gzでも良い)とコマンドを叩くと、指定ファイルもしくは(.gz)そのディレクトリにある全てのgzファイルを解凍します。

同様にtarコマンドで解凍します。
tar -xvf ファイル名

環境設定ファイル(環境変数)

参考サイトはこちらです、ラズパイフォーラムページです。

こちらのページには以下のような記述がありました。

クイックガイド
ただシステムを実行する必要がある性急な人のために、ここであなたができることがあります:
すべてのグローバル環境変数、つまりすべてのユーザーに影響する変数を/ etc / environmentに入れます
このファイルはシェルではなく PAMによって読み取られることに注意してください。ここではシェル拡張を使用できません。たとえば、MAIL = $ HOME / Maildir /は機能しません!
PAMが処理できる些細なケース以外に、すべてのユーザーの環境を構成する方法の問題に対する、シェルに依存しない、ログインに依存しないソリューションはありません。
すべての一時的なシェル設定(エイリアス、関数、シェルオプション)を〜/ .bashrcに入れます
すべての環境変数を〜/ .profileに入れます
ファイル〜/ .bash_profileを作成または編集し、コマンドを含めます。

なので、「evironment」ファイルにEJDKのパスを設定します。
sudo nano /etc/environment
EJDK_HOME=/home/pi/Java/ejdk1.8.0_211/bin

そして、上記でインストールしたJDK(EJDKではない)を参照するように環境変数のJAVA_HOMEを設定します。
</etc/environment>

JJAVA_HOME=/usr/lib/jvm/java-8-openjdk-armhf/bin
EJDK_HOME=/home/pi/Java/ejdk1.8.0_211/bin

jrecreate.sh --help実行結果

JREの生成

参考ページ(サイト)はオラクルのJRE生成ページです。

そして、JREの生成で実行するコマンドはExample3のコマンドを実行します。

JavaFX controls and Java SE locales added to server JVM and compact3 profile.

% installDir/ejdk<version>/bin/jrecreate.sh \
    --dest /tmp/exampleJRE2 \
    --profile compact3 \
    --vm server \
    --extension fx:controls \
    --extension locales 

インストールしたいのはJavaFXのコントロールとJVMサーバーなので。。。
<実際に実行したコマンド>
※「(バックスラッシュ)」は改行しても改行したこと(Enterキーを押したこと)にしない(エスケープする)ためにつけています。

cd $EJDK_HOME
bin/jrecreate.sh --dest /tmp/exampleJRE2 \
    --profile compact3 \
    --vm server \
    --extension fx:controls \
    --extension locales

そして、実行して見た所以下のようなエラーが出ました。

JREの作成に失敗しました。ターゲットlinux_arm_sfltはVM serverをサポートしていません。

改めてヘルプを見ると色々と修正する必要がありました。。。

使用方法: jrecreate --help | --dest  [options]
オプションは次のとおりです:
  -?, -h, --help             このヘルプ・メッセージを表示します。
  -d, --dest           Javaランタイムのターゲット・ディレクトリを指定します。
  --ejdk-home          ejdkディストリビューションのルートのパスを指定します。
  -g, --debug                Javaレベルのデバッグ・サポートを組み込みます。
  -k, --keep-debug-info      JRE生成中にクラス/jarファイルからデバッグ属性を除去しません。
                               署名付きjarファイルには適用されません。
  -n, --dry-run              リクエストされた操作を試験的に実行します。
  --no-compression           jarファイルを圧縮しません。署名付きjarファイルには適用されません。
  -p, --profile        オプション。プロファイルのいずれかを生成対象として指定します。
                               有効なプロファイル名: compact1、compact2、compact3。
                               指定しない場合、完全なJREが作成されます。
  -v, --verbose              詳細な出力を有効にします。
  --vm               ターゲット・ランタイムで使用するVMを指定します。
                               有効なオプション: minimal、client、server、all。
                               デフォルトは、compact1とcompact2に対してはminimal、compact3に対してはclient、JREに対してはallです。
  -x, --extension      生成されるランタイムに含めるオプション・コンポーネントを1つ以上選択します。
                               複数のコンポーネントを選択するために、このオプションには単独の値だけで
                               なく、カンマ区切りリスト(スペースなし)も指定できます。
                               有効な拡張機能:
                                   sunpkcs11 - Cryptographic Token Interface Standard (PKCS 11)プロバイダ
                                   gcf - 汎用接続フレームワーク・オプション・パッケージ(JSR-197)
                                   locales - すべてのJava SEロケール
                                   charsets - 拡張文字エンコーディング
                                   sunec - 楕円曲線暗号方式プロバイダ
                                   nashorn - Nashorn JavaScriptエンジン

結局のところは以下のようなコマンドになりました。

% installDir/ejdk<version>/bin/jrecreate.sh  --dest /tmp/ejre8 --extension locales 

生成したJREは/tmp/ejre8というフォルダに出力されるようにコマンドを実行しました。

どうやらJREの生成ができたようです。(Fullversion)

でわでわ。。。



RPi SSH Command Memos 〜ラズパイに接続するときのメモ〜

ラズパイにMac(PC)から接続するときの手順とコマンドのメモ

SSH コマンドメモ

MacからLANケーブルで接続したラズパイにSSHコマンドでsつ属するとき

接続時に使用するコマンド

接続する時に使用するIPアドレスを調べる
$ arp -a -> 接続しているIPアドレスを検索
<コマンドの実行結果>

ラズパイ接続
sudo ssh ユーザー名@IPアドレス

実行例
sudo ssh pi@a192.168.4.2

ここで、「sudo」をつけ忘れるとエラーが出た。実行する環境(PC)によって実行結果が変わる可能性がある。
-> PCのアクセス権限などで実行結果が変わる

ラズパイからログアウト
exit

ファイル送信

<コマンドの入力形式>
scp 「(オプション)」「転送したいファイル名」「転送先のパス」

実行例
sudo scp -p -v ~/.ssh/known_hosts ~/Java/zips/ejdk-8u211-linux-arm-sflt.tar.gz pi@192.168.4.2:/home/pi/

注意点

scpコマンドを使用してアクセスする時にアクセス権限がないのでエラーが出ました、-> 「sudo」を使用しない時

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@ WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED! @
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

これに対してsudoコマンドを初めにつけてやり実行するとちゃんと接続できました。

-> パスワードの入力を促される。

PCのスーパーユーザーのパスワードとラズパイのユーザーのパスワードが聞かれるのでそれを入力する。

ブルートゥース

bluetoothctlコマンドで細かい設定を行う

以下は、コマンドオプションです

list # ローカルコントローラのリスト表示
show # コントローラの状態表示
power on # コントローラ起動
power off # コントローラ停止
scan on # デバイス検索モード
devices # デバイス表示
pair (dev) # ペアリング
trust (dev) # デバイスを信用する。(必要かどうか分からない)
paired-devices # ペアリング済デバイス表示
connect (dev) # 接続
info (dev) # デバイスの状態

でわでわ。。。



Java RPi JDKインストール 〜ラズパイにJDK(Embedded)をインストール〜

ラズパイに、JDKをインストールしようと思います。
はっきり言って
sudo apt-get install -y galternatives openjdk-8-jdkでインストールできます。

が。。。やっぱりRPiにインストールするのでちゃんと選ばないといけないような気がしました。なので調べます。

結論から言うと、JDK Embeddedをインストールします、そしてMavenのインストールについても少し触れます。

ORACLEのサイトを見る

ドキュメントのルートへのリンクはこれです

オラクルに組み込みデバイスへのJDKインストール関連のドキュメントがありました。これをみていこうと思います。

JDKインストール

JDKをインストールのページによると以下のような文言がありました。

Oracle Java SE Embeddedには、すぐに組み込みデバイスにインストールできるJREがありません。jrecreateホストコンピューターでツールを使用してカスタムJREをビルドし、そのJREを組み込みデバイスにコピーする必要があります。

ここからダウンロードできるようです。

見つけるのに一苦労しました。

JDKのダウンロードはこちらのサイトから行います。

ここは「アーカイブ」のページになっているので見つけるのが大変でした。

そして、解凍します。すると下のようなファイルが入っています。

ドキュメントによると、[JREを生成する必要がある]のでその手順も踏みます。

そして、ここのページに従い、インストールを行います。

やっぱり、インストールの確認には「ハローワールド」をやるみたいです(笑)。

Mavenのインストール

ここのサイト(英語)が叩くコマンドが書いてありとても分かり易かったです。詳細は翻訳で。。。

ここまでやれば、アプリケーションの起動準備ができたも同然です。。。がやって見ないとわからないのが世の常。。。

これから実行しようと思います。

でわでわ。。。