XAMMP + PHPでウェブサーバー~環境構築とBracketsでコーディング~

イントロダクション

Bracketsを使用してPHPのウェブ開発のローカル環境を構築しようと考えました。

ローカルWordPressの構築

結局は、ローカルでWordPressを起動します。使用するエディタはなんでもOK!VSCodeなどが流行っているようですな(2024/01/02現在)
ここでのポイントは以下の通りです。

  1. XAMMPを公式サイトからダウンロード
  2. WordPressを公式サイトからダウンロードしてくる
  3. XAMMPのダウンロードしたZIPファイルを展開する
  4. 展開したXAMMPの中にある「htdocs」フォルダにWordPressを展開する

WordPressのインストール

  1. softnicのサイトからダウンロードできます。

  2. MAMPのサイトからMACとWindowsを選択してダウンロードできます。PROはインストール時にチェックボックスにチェックを入れることでインストールできるようです。が自分のWindowsではうまく動かなかったので、XAMPPに変更しました。

  3. XAMPPのインストールサイトからインストーラーをダウンロードします。

Brackets

インストールするときにCドライブでないとうまく動かないようです。あとは、インストーラーがMSIファイルなので、ダブルクリック一発でOK

XAMPPでウェブサーバー

MAMPのインストールは出来たけど、MySQLがちゃんと起動しないので、あきらめてXAMPPを入れることにしました。失敗の内容として下の記事を残しておきます。

上にもありますが、こちらのページからインストーラーをダウンロードできます。

起動確認

XAMPPのコントロールパネルを起動します。

Apache(ウェブサーバー) とMySQL(DBサーバー)を起動し手問題のないことを確認します。

<ウェブサーバーの確認>
ブラウザで「localhost」にアクセスしてください。

<DBの確認>
上のページから「phpMyAdmin」というメニューがあるのでそれをクリックしてください。

XAMPPのインストール後

レンタルサーバーにPHPなどのファイルをアップロードしている人は、ZIPファイルの形でそれらの資源をダウンロードできると思います。
そして、ダウンロードした資源をドキュメントルートに展開します。
ドキュメントルートは、XAMPPの場合「XAMPPインストールフォルダ/htdocs/」になります。
WordPressなどを使用している人の場合も、同様です。
そして、ダウンロードしたZIPファイルをドキュメントルートに展開します。

次に、ドキュメントルートの場所を確認、もしくは変更する場合は下のファイルを修正します。

xampp\apache\conf\httpd.conf

上記の

"D:/Apps/XAMPP/htdocs"

の部分を確認、修正します。

ちなみに、自分はドキュメントルートをもう一つ下の

web

フォルダに変更したいので次のように修正しました。

"D:/Apps/XAMPP/htdocs/web"

そんなわけで、MySQLが参照しているドライブの設定では動きませんでした。

出力されたエラーは以下のようなものです。

Can't change dir to 'c:\xampp\mysql\data\

なので、本来参照するべきディレクトリにあるmy.iniファイルを修正しました。
ファイルのディレクトリは

D:\Apps\XAMPP\mysql\data

です。

そしたらうまく起動できました。おそらくMAMPの場合も同様です。

次のエラー

Using unique option prefix 'key_buffer' is error-prone and can break in the future. Please use the full name 'key_buffer_size' instead

こんなエラーが出ました。

なのでこちらのページを参照して修正しました。

<解決法>
xampp/mysql/bin/my.iniを修正

(35行目、168行目、174行目)
「key_buffer」を「key_buffer_size」にする。

ちなみに、DBのユーザー名とパスワードの変更方法は、こちらのページを参考にしました。
実行したSQLは下のものです。

ALTER USER 'user-name'@'localhost' IDENTIFIED BY 'NEW_USER_PASSWORD';
FLUSH PRIVILEGES;

注意点としては、ユーザー名(user-name)とホスト名(localhost)にシングルクォーテーションがついているところです。エラーが出ます。

ユーザーの権限などのチェック

レンタルサーバーではDBのユーザーなどの設定が行われているが、ローカルではそう行きません。
なので、DBを起動して「phpMyAdmin」を起動して権限などを設定しましょう。

WordPressのインストール

実際には、WPのファイルなでゃそろっているのですが、設定部分が面倒なので、インストールからやり直してしまおうという考えです。

あとは、実行後にレンタルサーバーから出力したXMLをインポートすれば、環境構築完了です。

手順1

そうして、ブラウザでアクセス(localhost/web)すると下のように初期設定画面が見れます。


DBユーザーについて

phpMyAdminにアクセスするユーザーのことだと思ってよいです。
下のように確認できます。
)

この後は失敗談なのでエラーが起きたときなどに参照ください。

最終的には、MySQLの設定がうまくいかなかったというところです。

WindowsにMAMPをインストールして使用しようとしたときに記載したものです。こちらの記事は失敗していますが、どのような失敗だったのかを記載しました。

失敗 MAMPでウェブサーバー(for Windows)

ワードプレスを使用してレンタルサーバーを運用しているので、
テスト環境として、自分のPC上にレンタルサーバーと同じような環境を構築しようと考えました。

MAC版の記事はこちらに記載しています。

インストール

  1. ダウンロードしたファイルを起動します。次へをクリック

  2. プロ(有償)は使用しないのでチェックを外します。次へをクリック

  3. ライセンス条項に同意します。

  4. インストール先を指定します。

  5. そのまま次へをクリック

  6. 同様に次へをクリック

  7. インストールのボタンが見えるのでそれをクリック

※インストール時にエラーが出ることがありましたが、これはダウンロードの失敗のようなので、Try ageinで再度行えば解消できるようです。しかし、それでもダメな場合は、インストーラを再度ダウンロードしてやり直してみてください。

サーバーの設定

  1. MAMPを起動すると下のような画面が見れますので、環境設定を選択します。

  2. そしてドキュメントルート、サーバーを起動したときにURLでアクセスできるディレクトリのルートです。
    具体的には、localhost:8080でアクセスしたときにindex.phpが開けると思いますが、このファイルが置いてあるディレクトリのことです。
    このドキュメントルートを指定します。

    指定したときの例

  1. サーバーが起動するようです。※Nginxを使用するときは設定する項目が多くなるので、起動しませんでした。

  2. サーバーが起動したら、ブラウザで、localhost:80にアクセスしてみましょう
    MAMP12

もしも不具合があったら

再インストールをしてみるのが、有効な手段らしいです。⇒まだ確認できていません。

Brackets

IDEとしてこのアプリを使用します。どうやらAtomと同様にテキストエディタらしいので、コードを書いてあとはコマンドで。。。

というのをイメージしていたのですが、拡張機能(Extention)があるようなので、それを使用する方向で。。。

このアイコンをクリックします。拡張機能ボタンのようです。

そして、下のような画面が開きます。Elipseのマーケットプレイスに似ています。

つまり、検索してインストールが可能ということです。

でわでわ。。。

WordPress ワンポイント ~画像ファイルがアップロードできない、パーミッション~

行った操作

WordPressを使用して、ファイルのアップロードができなくなりました。

レンタルサーバーのパスワードを変更したためです。

そのほかの事象

その他に、WordPressの稼働しているサーバー(レンタルサーバー)などで、本来であれば、WordPress(PHP)からフォルダを作成する処理が走るのだけど
フォルダが作成されていないとアップロードできなかったり、普通にフォルダが作成できなかったり。。。
様々な問題がありました。運用会社に聞くべきこともあるので、ユーザー(お金を払っている方)としては質問するのが手っ取り早い方法かもしれません。

アップロードできない

この現象に対する対処方法は、以下の通りです。

  1. レンタルサーバーのファイルパーミッション(権限)を変更する。
  2. 再度、ファイルをアップロードする。

懸念点

ファイルパーミッションを変更するのはよいが、何に変更するか?
パスワードを変更した後にファイルパーミッションを確認したところ「707」になっていました。変わったのかどうかもわかりませんでしたが、ここのサイトを参考にしたところ、パーミッションは下のように「755」で行けました。

上記の図は、覚えてもよいかもしれません。

パーミッションの味方

<ファイルの種類>
- => 通常ファイル
d=>ディレクトリ
l => リンクファイル
c => 特殊ファイル(キャラクタデバイスファイル)
b =>特殊ファイル(ブロックデバイスファイル)


でわでわ。。。

Java関連ページ

WordPress プラグイン作成 〜アンケート挿入〜

WordPressのプラグインを作成中です。ようやくアンケート挿入が出来上がって来たところです。

アンケート挿入

今回作成しているプラグインの大まかな処理は以下の通りです。

  1. プラグインを有効にした時、アンケートに必要なデータを保存するDB(テーブル)を作成する
  2. ダッシュボードで投稿に挿入するアンケートを作成する
  3. 作成したアンケートを記事が表示する時にDBから作成したアンケート情報を取得する
  4. 取得したアンケート情報をJSONでしHTMLに出力する(scriptタグ)
  5. プラグインから読み込んだJSで画面がロードされた時にJSONからランダムに表示するアンケート情報を取得する
  6. 取得した情報からアンケート入力フォームを作成する

サンプル

作成したデータ(CSV)は以下のようなものです。

question_id, question, answer1, answer2, answer3, answer4, answer5, html_class, html_style, click_count
15, あなたの性別はどちらですか?, 男, 女, , , , respond, , 0
16, あなたの年齢は?, 10才以下, 10代, 20代, 30代, 40以上, site-navigation, , 0
17, あなたの職業は?, 学生, フリーター, 自営業, 社員(非IT関連), 社員(IT関連), main, , 0
18, あなたの趣味は?, 音楽系, ゲーム系(将棋など), アウトドア系, スポーツ系, 学問系(文学や歴史など), reply-title, , 0
19, あなたはブロガーですか?, はい, いいえ, , , , primary, , 0, 
20, あなたは日本人ですか?(Are You Japanese?), はい(Yes), いいえ(No), , , , comments, , 0

これでとりあえずは、アンケートが表示できました。

まとめ

プラグインを有効にした時の処理(index.php)
キモになるのは下の部分です。

add_action('admin_menu', 'addCustomQuestionary' );
add_action('wp_enqueue_scripts', 'insertQuestionary' );
do_action( 'addCustomQuestionary' );

WordPressで使用できるアクションフックに以下のメソッドを登録します。

  1. addCustomQuestionary(ダッシュボードのメニュー)
  2. insertQuestionary(これはアンケート挿入する時)

そしてaddCustomQuestionaryを実行するように設定します。do_action( 'addCustomQuestionary' );

これで、ダッシュボードで作成したアンケート情報を投稿記事に挿入します。
ちょっと長くなりましたが、ここら辺で失礼いたします。

でわでわ。。。

    // HTML挿入用のJSを読み込む
    echo '';


Java関連ページ

WordPressプラグイン作成 〜HTML挿入まで完了〜

WordPressプラグインの作成中です。このプラグインを有効にしたときに、作成したアンケート(HTML)を投稿画面の指定した部分に挿入するのが目標です。

大まかに作成したものを画面のmainクラス(HTMLクラス)の下に配置したのが下のキャプチャーです。

はっきり言って使い物になりません。。。

しかし、作成したアンケートを挿入することができたのでとりあえずは一区切りです。ここまでのソースはgitに登録してあります。

HTML挿入

HTMLを挿入するのに実装したものは以下のものになります。

プラグイン.php
/*
Plugin Name: CustomQuestionaryPlugin
Plugin URI: (プラグインの説明と更新を示すページの URI)(未決定)aaa
Description: アンケートを作成、ブログ記事の中に埋め込むことができ、集計結果をダッシュボードで確認ができる。
Version: 1.0
Author: ZenryokuService
Author URI: https://zenryokuservice.com/
License: GPL2
*/
// 表示する内容
function helloCustomQuestionary() {
}

// アンケートを記事に挿入するスクリプト
function insertQuestionary() {

}

// ダッシュボードに追加するための関数(プラグイン有効時)
function addCustomQuestionary() {
    // ダッシュボードにこの表示が出るように追加する
    add_menu_page( 'Test Plugin', 'CustomQuestionary', 'manage_options' , 'test-plugin' , 'helloCustomQuestionary' );
    // 投稿記事にアンケートを表示するスクリプトをリンクする
    add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'insertQuestionary' );
}
// プラグインをダッシュボードに表示する
add_action('admin_menu', 'addCustomQuestionary' );
// プラグイン用のJSを読み込むようにする
add_action('wp_enqueue_scripts', 'insertQuestionary' );
do_action( 'addCustomQuestionary' );
ダッシュボードに表示.php

これは普通のPHPファイルで、サーバーサイド処理をPHPで、クライアント側に表示するものをHTMLで実装します。

<?php サーバーサイド ?>
<h1>Custom Questionary Plugin</h1>



InsertQuery.php

これは、ダッシュボード画面からDBに作成したアンケート情報を登録するためのphpです。
JS側から、非同期リクエストを送信しそれを受けてDB登録処理を行います。

DeleteQuery.php

上と同様に、削除処理を行います。

表示位置に関して


上のように表示している部分は、アンケートのボタンと質問です。
いかんせんダッシュボードではBootStrapを使用していたのですが、WordPressにあるstyle.cssが使用されているので、上のような表示になります。部分的にスタイルを適用できると良いのですが。。。

表示位置を変えるにはHTMLクラスの指定を変えます。

初めはid="main"のタグの後ろ。。。つまりは、記事の一番下にアンケートを追加しました。
上の表示はDBに登録している”hrml_class"(スペルミス)のデータ部に対応するidを持つタグの下に配置するようにしていますのでヘッダーメニューの下に来ました。

アンケートの表示がイマイチですが、とりあえずはアンケート登録〜表示(挿入)までの実装ができました。

でわでわ。。。



Java関連ページ

WordPress プラグイン作成 〜$wpdbでのSELECT〜

今回は、WordPress($wpdb)でのDBからデータの取得を行います。

$wpdbとは?

前回の記事にも記載していますが、まぁBugFix(バグ退治)なので細かいところは記載しませんでした。

$wpdbは便利クラス

早い話が、DBへのコネクションをすでに持っているDBアクセス用のクラス(オブジェクト)です。

これを使用するのにはわけがあります。

$wpdbを使用しない場合

  1. 使用しているDBがMySQLなのでmysqlのDBコネクションを取得するためにユーザー名とパスワードをセットしてコネクションを取得します。
  2. そして取得したオブジェクトからSQLを発行します。
  3. 取得したデータを実装します。

$wpdbを使用する場合

上記の手順1が要らなくなります。

実装サンプル

データの件数を取得する場合

global $wpdb;
$dataCount = $wpdb->get_var('SELECT count(question_id) FROM QUESTIONARY');

データを取得する場合

$result = $wpdb->get_results('SELECT * FROM QUESTIONARY', ARRAY_A);

取得するときにどの型で取得するか?をARRAY_Aで指定しています。
この場合は連想配列になります。

でわでわ。。。


関連ページ

  1. WordPress プラグイン作成〜DBを使用する〜
  2. PHP PDO 〜MySQLにアクセスする〜
  3. PHP Ajax 〜DBに登録したデータを受信する〜
  4. Google Maps API PHP連携 〜マップ情報をDBに登録する〜
  5. PHP Image File 〜iPhoneやAndroidでの画像送受信の問題〜
  6. AngularJS Routing 〜PHPをWeb APIにする〜
  7. WordPress PHPカスタム〜根本的に見た目を変える〜
  8. WordPress PHPカスタム〜根本的に見た目を変える2〜
  9. Eclipse PHPプラグイン 〜ElipseでWordPress環境を構築〜
  10. WordPress テスト実装 〜heade-test.phpを表示〜
  11. AngularJS + PHP 〜WordPressと連携する〜
  12. AngularJS + PHP 〜AngularJSの実装〜
  13. AngularJS + PHP 〜AngularJSの実装2〜
  14. WordPress 処理解析 ~index.phpを眺める~
  15. WordPress Plugin NewStatPress ~アクセス解析プラグインAPIを使う~
  16. WordPress 処理解析 ~ログイン処理を調べる~
  17. WordPressカスタム〜アンケートボタンを追加する(設計)〜
  18. WordPressカスタム〜プラグインの作成〜
  19. WordPressカスタム〜ダッシュボードのプラグイン画面作成〜
  20. WordPressカスタム〜ダッシュボードのプラグイン画面作成2〜
  21. WordPressカスタム〜ダッシュボードのプラグイン画面作成3〜
  22. WordPress プラグイン作成〜アンケート作成プラグインを作る〜

Java関連ページ