イントロダクション
while文の別バージョンです。while文はループする条件が最初に来ますが、do-whileは最後に来ます。
具体的には下のような形です。
<while文>
while (条件){
// ループする処理
}
<do-while>
do {
} while(条件);
whileを使うか、do-whileを使うか。。。正直のところ、「実装者の好み」になると思っていますが、両方とも知っておくだけで、いざという時に使用することができるので、知っておいた方が、知らないより良いといったところです。
ポイント
do-whileの場合は、whileの場合と違い、1度は必ず処理が走るというところです。この部分はロジックにより使える文法だと思います。
実装動画
解説動画
do-while
今回は、do-while文をやります。正直のところこの文はあまり使わないのですが、知っておいて損はないのと、考えの幅が広がるので覚えておいて損はありません。
while文との違い
do-while文はwhileやfor文と違い、処理の後ろの方でループ判定を行います。ループ判定はFalseになると処理を抜けます。
do{ // 何かしらの処理 } while(i < 3);
上のような書き方を行います。
ちなみに通常のwhile文は下のように書きます。
public static void main(String[] args) {
int i = 0;
while(i < 3) {
System.out.println("カウント: " + i);
i++;
}
}
これと同じ処理をdo-whileで書くと
public static void main(String[] args) {
int i = 0;
do {
System.out.println("カウント: " + i);
i++;
} while(i < 3);
}
上のようになります。
正直のところ、これ以上ではないし、これ以下でもないので他に書くようなことはありません、あとは実際にプログラムを書いて動かして、自分の頭の中でプログラムを組み立てる練習、実践を繰り返していくことが全てなので。。。
問題
do-while文を一回使用して、コンソール出力にて下のような絵を描画してください。「*(アスタリスク)」を使って描画します。
上から順にアスタリスクが1個, 2個, 3個, 4個, 5個, 6個と並んでいます。
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<Java関連の動画リスト>
基本文法終了
ここまでの学習で、基本文法は終了です。これからはクラスを使った学習を始めていきます。
その前に、一度電卓アプリを作成することをお勧めします。
電卓アプリの仕様
電卓アプリといっても、標準入力と標準出力を使った単純なものです。
陽男県としては以下のようになります。
- 標準出力を受けて、数字と「+, -, *, /」のみの入力を許容する
- 計算式「XXX ○ □□□」のような形でエンターキーを押下した後計算結果を表示する
筆者が作成した、電卓アプリ(四則演算アプリ)配下のような感じです。※アプリ=アプリケーション
アプリのサンプル
四則演算の解説
でわでわ。。。